ARMベースのネットブックXO-3の想像図

まずはFPDですね。
例によってマルチモード高精細度FPDに、光タッチセンサーを加えた物になると思います。これはどういう物かというと、

  • 自己発光モードはカラー(800x600)
  • 反射光モードはモノクロ(これがすごい精細。1600x1200)
  • 自己発光モードは全画面がタッチパネルに

ようは、シャープの光タッチセンサーみたいな物がつくんじゃないかと。モノクロのところは光をふさいだのか「陰」に入ったのかがわからないんじゃないのかな。
シャープのを見るとわかるんだけど、基本的にマルチタッチがいくらでもとれるので、うまく使うとキーボードの代わりになります(シフトやコントロールが実現できる)。マルチ振動モーターを組み込めば、ボタンのハプティクスもできますね。バックライトは「半面を光らせる」という機能を組み合わせれば高精細モードでもキーボードが使えます。


ハードウェアボタンが横に4つぐらい。電源、戻る、リセットの共用キーと、進む、戻る、決定の4つ。


ネットワークはIEEE802.11sめっしゅ。元のSoCから大幅に変更されるのはたぶんここ。CPUの電源が落ちていてもここだけ給電され続けます。


描画はX.orgとcairo。特にcairoはXプロトコルを回避して直接描画を行います。このとき、SoCの持っているOpenGL ESの機能を使うのでSugarとPython関連のフォントやヴィジェットの描画はCPUパワーをほぼ使わず、アンチエイリアシングなどのサブピクセルレンダリングまで行います。ベクターで書いた物は妙にきれい。ただ、eToysはせっかくの恩恵受けられなさそうだなぁ。


電池は6セルぐらい。全体の大きさに対しては大きめ。ただし、待ち受けで120時間くらい、電源ON(バックライトなし)で48時間!


ストレージは4GByteのFlashMemory。このほかに外部記憶端子としてSDメモリ。
RAMはコンベンショナルとして1GByte。ただし、VRAMはメインメモリからとるので注意。


CPUはARM CortexA8の最大クロック1GHzのもの。めーかーはどこでもいいや。OpenGL ES2.0とシェーダー言語をサポートしているのが最低条件。もちろん動的クロック変更ね。


後はカメラとマイクとステレオスピーカー。カメラはインカメラで。あくまで自分を取るために。


という感じでどうだろう。SugarやeToys、Gnome Office(AbiWordとか)、FireFoxは続投で、Wineとかは削除って感じかな。Wineなんか入ってないか。
見かけはきっと、「ちょっと図体の大きいiPhone」みたいな感じになると思うな。