DDRメモリのリフレッシュと消費電力

当然ながら、メモリコントローラが全アドレスを走査するわけもなく(昔のCPUはリフレッシュを自前でやってたけど)、モジュールごとにセルフリフレッシュをかけるんですね。リフレッシュ中はアクセスできないものとしても、転送レートに大幅な影響を及ぼすほどではないんだろうな。
とはいえ、使う電力としては、HDD>DRAM>SRAM>FlashMemoryの順なのかな? いや待てよ、FlashMemoryは基本EEPROMだから書き込みには電気を食うのか。EEPROMに極力データを載せて書き込まないようにすれば省電力のデバイスになるのかな。とはいえ、LinuxWindowsNTがROM化に対応してるとも思えないしなぁ。ITRONOS-9なんかはROM化を前提としてたんだけど(調べてみると組み込み向けLinuxはROM化に対応してるのがあるらしい。おお、さすが。SL-ZaurusNetWalkerは違うみたいだけど)。WindowsCEもROM化に対応してるんだろうな。
なんかこう、考えてみるとOSのカーネルやドライバをEEPROMに常駐させておくと凄い省電力になる気がしてきた。HDDの駆動電力はSSDに置き換えて減らすとして、あとはDRAMの駆動電力を押さえれば常時稼働するパソコンが作れそうな、そんな感じ。まさか、工人舎PAやPMがDRAMの容量のおかげで駆動時間が長いとは思えないけど、常時稼働ってもディスプレイみたいなペリフェラルは普段は止めておけばいいわけで、携帯電話と同じコンセプトでパソコン作れないものかな。
待ち受け1.5時間のWindows携帯(有り体に言ってWillcom D4のことだ(^^;))を使っていると、なんか方法論が取れるんじゃないかと思わず考えちゃいます。だって凄いよ。WindowsNTが常時起動して電話を待ち受けるんだよ。WindowsMobileなんか目じゃないほど待ち受けに対する自由度が上がるはず。それどころか、WWANやW-SIMで常時接続しとけばSkypeを常時待ち受けるなんて力業すらもできちゃう(WWANやW-SIMが電気食うか)。
省電力WindowsNTマシンって作れないものかなぁ。