ソニックと暗黒の騎士(asin:B001P05A9U)(http://sonic.sega.jp/ankokunokishi/)

主題歌のギターリフとボーカルは最高。ミスティレイクのオーケストラアレンジもすばらしい。背景は相変わらず綺麗だし、レンダリングもとてもWiiとは思えないような美しさ(かなり意図的にくすませているのがちょっと残念。ソニックと秘密のリングはどこも鮮やかだった)。高解像度プログレッシブテレビ向けにフリッカーフリーが切れるのも面白いです。
ジャンプ→ホーミング→切りx5くらいでばったばったといろんなものが飛び散るのもいいんだけど、ヌンチャクを振るのは難しいよぉ(マニュアルの最後にちらっと書いてあるキック)。


全体的に、前作(ソニックと秘密のリング)に比べてあちこちの思い切りが足りない気が。背景に使用可能ポリゴン数をめいっぱい振っているのは判るんだけど、グラフィック的に住人はおざなりだし(あれならいない方が……)、チュートリアルがいつまでもクリアできないような極端さは今回無いですね。レバーを倒した方向に走るし、操作は「ソニックアドベンチャー」に戻っちゃったような(谷のジャンプはおおむね自動だけど)。
各パーツはよく作られてるんだけど、ソニックと秘密のリングの時ほどやり込めるかは、今の時点では何とも。


3DCGムービーは今回もいい感じ。チリドッグを食べてからの一連の流れはお約束ながらも迫力あります。お家芸のコマ割ムービーもソニックとナビィ(違う(^^;)。カリバーン)の信頼感あふれるやりとりがいい感じですね。家人には「可愛くない」と論評された「ひよっこ・ザ・ヘッジホッグ」と「なまくら」の応酬も台詞としてはいいですね。今回は命の炎のようなスピード感をあおる設定はありませんが(スタートのカウントダウンすらない)、台詞の端々が気が利いているのは相変わらず。台詞にふりがなが全部振ってあるのに英語使いまくりなのは、「子どもでも読め」と言うことだな。
ミニゲームは今回ありませんが、無くていいです。


ともあれこのシリーズ好きだし。第X作目「ソニックと東城会の悪夢」まで(自分で言っててさっぱり見当が付かない(^^;)。龍が如くの世界をソニックと仲間達で再現?)ついて行きますよ。Wiiがいつまで持つか不明だけど。


惜しむらくは締め切り前でさっぱりやる時間がないって事だな。始めるとやめられないんだよね、1ゲーム5分程度のくせに。