勇者のくせになまいきだ。

うわわ、アキバOSからリンク張られてる。ゲームについてちっとも書いてないのに(^^;)。


それはともかく。
おもしろいです。ものすごく単純化した「カオスシード」ですね。てきとーに言われたまま掘っていると、食物連鎖の理屈が判りませんが、一体だけニジリゴケやエレメントを出してじっと観察すると、総体としてのルールがおぼろげながら見えてきます。良くできてますねぇ。
現在、最高でSTAGE5。この辺まで来ると、適当に掘っていても進めません。ゲーム途中でセーブできない(やり直せない)のもゲームデザインとしては非常に妥当。なにせ、ゲーム時間がこんなゲームにもかかわらず結構短いので。


しかし、公式ページのインタビューによると「モテ」のためにあんな音楽にしたという話ですが、元ネタは明らかに栗コーダーカルテットがやった「ウクレレフォース」のアレですね。「ウクレレフォース」はかなりの名盤で、ジョン・ウィリアムスのオーケストラスコアをほとんどアレンジせずに(もう、この時点ですごい)ウクレレその他の楽器でこなすという素敵なアルバムです。このシリーズの「ウルトラマン」「ジブリ」も名盤。ローリングココナッツと栗コーダーカルテットは良い仕事をしています。
……じゃ、なくて。
栗コーダーカルテットがいつのまに「モテ」の対象になるような時代になったのかと。
世界は変わっていますねぇ……。
ちなみに、勇者のくせになまいきだ。の音楽自体はかなり絶品です。わざわざ生音でやっているあたりも非常に判ってますね。一つ一つの音の流れを聞いている限りでは、譜面上ではオーケストラ風のアレンジなのに、明らかにアレな音になっているのもインタビューで語っていたねらい通り。いやー、いろんな意味で作者のねらいがよく判り、それがばっちりはまっています。
同業者としてうらやましい限りです。ゲームって、作っているうちにいろいろゆがんでいくもんなぁ。