R-TYPE TACTICS(asin:B000RP7N62)

絶対どこからかの持ち込み企画をアイレム名義で出しているんだと思っていた……の、ですが。
マニュアルによると

Game Designer KAZUMA KUJO
...
Planner KAZUMA KUJO
...
Producer KAZUMA KUJO

……メーカーのプロデューサー自ら仕様書やパラメータ書いてるような雰囲気ですよ、これ(^^;)。うわー、すげー。


ちなみに、ネタで買ったのですが、予想外に出来が良くておもしろいです。シミュレーションゲームと言えばシミュレーションゲームですが、どちらかというと「ネクタリス」や「アースライト」みたいな詰め将棋のようなゲームですね。戦闘シーンが非常に綺麗で良いのですが、ロード時間がとんでもなく長いので普段Offにしているとなおさら詰め将棋チックな雰囲気になっていきます。確率によるダメージというよりは、ダメージがあらかた行動前に読めるので。
ゲームデザインとしては、索敵ルールのために先が見えない(何度か同じステージを繰り返すと敵が出てくるところが見当付くけど)中を、如何にR-9波動砲を撃たせるかという一点にゲームが集中しているのがおもしろいです。どんな雑魚キャラからでも、攻撃が当たってしまったら(ダメージが無くても)波動砲のチャージがリセットされるし。もちろん逆に敵側に如何に波動砲を撃たせないかということも最重要課題になります。ものすごい強いんだもん、これ。
その上、フォースを着けていると、1ユニットで2ヘクス使うにもかかわらず、攻撃範囲の計算は「フォースを中心に」行うというルールもすごいです。だって、フォースは独立したHPを持っているのでフォースに対して攻撃しても本体にダメージがいきませんし、なによりも、フォースにダメージが与えられても波動砲のチャージはリセットされないのがありがたいです。考えられてるなぁ。


そうそう、R-TYPEってそういうゲームでしたね(^^)。もっとも、フォースは無敵だったけど。
なるほどこれは雑誌で高評価だったのが分かるわ。