マシン語とメタ理解(id:shi3z:20070913)

  • マシン語は知ってるべきだ派
    • どんな場合でも必須だと思う派

の、 Florian です。魔法先生やっている魔法学校のカリキュラムもこの立場で割合作っています。マシン語使いまくりの先生が多いせいもあるんですけど。


それはともかく。
「メタ理解」という話は非常に重要だと思いますが、これはたまたま今使われているコンピュータが有限状態機械を中心に置いたフォン・ノイマン型コンピュータだから、狭義のマシン語がそのための助けとなるというだけだとおもっています。
計算を行う方法論はフォン・ノイマン型コンピュータだけに限ったものではなく、プログラミング言語フォン・ノイマン型コンピュータだけで動かされることを期待しているものではありません。
JavaやCのような言語はフォン・ノイマン型コンピュータのパフォーマンスを美味しく引き出す事が出来ますが、フォン・ノイマン型コンピュータ以外のパフォーマンスは引き出せない可能性があります。
仮定としてはニューロの強化によって分散演算を行うタイプの生体コンピュータ(例えば脳)などでJavaやCを動かすことは可能かもしれませんが、その中心にあるのはフォン・ノイマン型コンピュータの狭義のマシン語ではないはずです。
そういう意味では、狭義のマシン語フォン・ノイマン型コンピュータが流行している今だから必要だと言っているだけで、自分の立ち位置を疑うためはに必ず狭義のマシン語が必要というわけではないですね。
重要なのは「メタ理解」であって、狭義のマシン語ではないと思います。
しかし、「メタ理解」。いい言葉ですねぇ。教育用語なんですね、これ。Smalltalk的な素敵な匂いがします。


……しかし、shi3zさん、「せっかく反応いただいたのにとてもその全てにお返事できなくなってしました」って。また大変なことを考えてたんですね……。死なないでください(^^;)。