WindowsCEとWindowsMobileの話

なんか、「いまどきWindowsCEみたいな古臭いOS」みたいな話を聞いちゃったのであわてて。
WindowsCEは組み込み用カーネルと、それを使った商品全体をさします。WindowsMobileは、WindowsCE応用商品なので、WindowsCEの一種です。
なので、昔のハンドヘルドをWindowsCE、最近のポケットPCをWindowsMobileと呼ぶわけではないです。WindowsMobileは単なるブランド名ですので、製品としてのWindowsCEは今でも新版が開発されてます。


さっきの話は、「ハードが潤沢に、抽象的になったら組み込み用カーネルの利点よりも欠点の方が表に出てくるよね。だから一般向けカーネルの方が便利になる時代が来るよね」という話だと思ってください。
何となく、x86の超省電力版+HDDがなくても動く組み込みWindowsNTカーネルで、スワップしなくても快適に動くってのがもうそろそろ携帯電話に来そうな気がします。
まぁ、セキュリティどうするんだとか、ユーザープログラムを動かして大丈夫かとか、商品としてはいろいろ解決するべき問題はありますが。とりあえず、電池とCPUはあと1,2年もするとけりがつくんじゃないかなぁ。
個人的にはシンプルな構成+メニーコア化しやすいPowerPCの方が省電力には向きそうですが、IBMがそんなものに力を入れるとも思えないしなぁ(^^;)。