Mantisを使ってみた(http://www.mantisbt.org/)
バグトラッキングはMantisがいいという話を聞いたので、さっそく微妙に検証フェーズに入りかけたプロジェクトに導入してみました。
- Mantis1.0.6+PostgreSQL
アプリケーションサービスに使っているサーバーにはMySQLが入っていないのでまずはPostgreSQLで動けばラッキー、と。
まず、PostgreSQLのIDENT認証にひっかかって苦労してみたり。なにせ、なるべくアップデート作業を自動化しようと下手にyum経由でバイナリインストールにしていたせいで、設定ファイルpg_hbaのありかがわからずしばらく悩んでみたり。
その上で、インストールに失敗したり、いろいろあった(tableは作ってくれるけど、dbは作ってくれないんね)のですが、結局「バイナリファイルの添付」が正常に動作しないのであきらめ。とほほ。
- Mantis1.1.0a2+PostgreSQL
最新版なら(アルファだけど)治ってるかも、といういちるの望みを込めて。
やー、インストールすらできないんでやんの。boolean型のフィールドに数値を入れようとしてSQL文がエラーになっているようでした。さすがに、Mantis自身のMantisによるバグトラッキングにひっかかっていたので、そのうち治るでしょうが、去年の12月末に見つかったものは流石にまだdevelリリースには入ってないか。
- Mantis1.1.0a2+MySQL
あきらめてMySQLとMySQL対応のPHPを入れ直して再度チャレンジ。
設定時に「SQL文を表示」にしておくとなぜかエラーになるという不思議障害はありましたが、まずまず正常に動きます。
しかし、$g_default_languageによる言語ファイルの読み込みはなぜかうまく行かなかったり。ファイル自体はあるっぽいんだけどなぁ。
- Mantis1.0.6+MySQL
とりあえず正常動作を確認。ふう。
ええと、なになに、「インストールに成功したら新規管理者ユーザーを作った上でadministratorユーザーを削除しましょう」ふむふむ。作って、削除……お? ログインできない? 今作ったユーザーは……期限切れでパスワードの変更もできない(^^;)?
dbを消してやり直さなくちゃ(^^;)。
教訓
- 指定されている推奨環境にはそれなりの意味がある
- STABLEリリースを嘗めてはいけない
- ログイン中のユーザーを不用意に消さない(^^;)
いやしかし高機能ですね、これ。
開発のどの段階から使うべきなのかな? 多人数でのコーディング始まったらさっそく使うべきかなぁ?