HOMESTAR PORTABLE(asin:B000HAJWM0)での水星の太陽面横断

せっかくの天文ショーなのでさっそく試してみました。


残念ながら、太陽と水星の位置関係はおおむね正しかったのですが、横断までは見られませんでした。
理由としては以下です。

  1. 太陽のステラジアンが現実に比べて若干大きい
  2. 惑星と太陽のZオーダーが「太陽が手前」になっている

両方とも、ソフトの作りとしては非常に理由がわかります。
太陽のステラジアンを大きめにとっているのは日中、それが太陽だとわかるようにするための誇張でしょうし、Zオーダーも理由としてはほぼ同じと考えられます。目立つものをきちんと目立たせるには手前に置かないとなりませんから。
でも、ちょっと残念。きっちり水星が太陽に重なるところまでは再現されてるんだけどなぁ。
今度、この間のスバル食も見てみようっと。


通い詰めていた渋谷の「五島プラネタリウム」のツァイス君の「なぜか肉眼で見える土星の環」と「なぜか肉眼で見える木星の大赤斑」を思い出しました。ファン以外には不評だったんだよね、あれ(^^;)。
目立たせるための誇張だということはわかるんですけどね。