NotepadWM紹介していただきました

今年の春ごろ、勢いで作っていた(^^;)エディタを紹介していただきました。

非常に好意的に紹介していただき恐縮です。
機能らしき機能がほとんどなく、実行中もほとんどCPUパワーを食わない(だって、本体の元から持っている機能を、OSに逆らわずに使っているだけだし)シンプルなエディタですが、凝った機能を使わない向きには最低限の機能だけはそろえておいたつもりです。
あと、ほとんどの操作をキーボードショートカット経由でできるというのも実はかなりこだわりがあります。なにせ、エディタなのでキーボードつき端末で使うのがメインでしょうし。特にCtrl+Tで切り替わるタブがかなり便利です。このあたりはNetFrontのキーボードショートカットとなるべく同じになるように細工してありますので、あれになれている人は無意識のうちに指が動くと思います。


で、私はというと、ちょっと前までEBtWMに、今はWZ-Mobileに浮気していました(^^;)。いろいろ試してみたいお年ごろなんです。
作者としてわかってはいるけどどうにもならない部分として、長文を書くにはいかんせんいろいろと問題があるんですよね。標準のTextコントロールではやっぱり限界が。メモ書きをするにはそこそこ使えるんですけど。
あと、CLR上のアプリが一つしかない状態ではやっぱり相対的にメモリ消費量が大きくなりがちなのもちょっと痛かったり。いろんなアプリでアセンブリキャッシュとかを使っていればいろいろ違うのでしょうけし、VMインスタンス自体も共有できる(……よね?)ので、動いているアプリがほとんどCLR上のものだとかなり効率よくなりそうではあるのですが、しばらくそうはならなさそうだしなぁ。WindowsMobileってどうせそんなに同時にアプリを動かすような端末じゃないし。
じゃ、NotepadWMの利点がないかというと、もう、すごくどでかいのが一つあります。

オープンソースで改造し放題

なにせ、BSDライセンスのソース公開のアプリです。C#の使い方も、.Net Compact Frameworkの使い方も特にトリッキーなことはやってません。むしろ、いかにして可読性を上げるかということに気を配っています。
C#を使うの初めてなので、あんまりうまくいっているかどうかわかりませんけど、なるべくC#が「便利に使ってほしい」と思っているらしき機能を優先的に使っています。結果として、アルゴリズムとは無関係な「コードのためのコード」がほぼない状態でアプリが作られているはずです。かなり無駄なぐらいにメソッド、フィールド回りのコメントも充実してます。
幸いにして、今はまさにWindowsMobileのアプリを作るための情報が花盛りです。
とくに、スマートフォンPDAのような常用する端末で、「自分のための実用品」を作るのには.Net FrameworkC#はなかなか適した開発環境です。
プログラムを覚えるにはコードを盗むのが一番です。試しにNotepadWMを見てみてはどうでしょう?
NotepadWMよりもさらに使いやすい自分専用のアプリが出来上がるかもしれませんよ。