momo-i quality(asin:B000G5S6L4)

桃井はるこ
アキハバラブ」でたいそう受けました。
アレンジはavexサイバートランスのパロディとして(ピアノの入るタイミングといい、ドラムのフィルインといい、この冬30分ででっち上げた曲にそっくり(^^;))、たかだか「うち水」のために作った曲だと思うと歌詞のはしばしが笑えます。もう確信的にこのすごい歌詞にしているのが判るだけに安心して笑い転げられます。
いや、いいもん聞かせていただきました。


しかし、こうして歌詞世界をきちんと聞くなんて久しぶりです。この間のaikoも歌詞が聞こえちゃいましたけど、あれは、なぁ……。
「フィギュアになりたい」とかでオタクカルチャーやその構成人員やそれにかかわる自分に悩んだりしたのかなぁ、と勝手に思っていたのですが、このアルバムを聞く限り、今となってはかなりふっ切れてるんだろうな、というのが判って好印象です。アルバム自体のテーマ曲である「もっと,夢,見よう!」がまさにそういう歌詞世界ですし。
概念としての「アイドル」が「アイドル」でいる限り、オピニオンリーダーを引き受けざるを得ないということを自覚しているのは重要なことだと思うですよ。
そう思って、avexの公式サイト(http://www.avexmovie.jp/lineup/momo-i/)の当人のメッセージが、まさに「自分の背中を押された恩返しにいろんな人の背中を押そう」という内容で確信したり。
いやいや、応援します。はい。