腰がいたい

Florian は良く「姿勢がいいね。見ているこっちがしゃんとするよ」とほめられます。
いえいえ、別に意図的にいい姿勢で前向きに生きてるんじゃなくて、単に腰が悪いだけです。姿勢良く立たないとすぐに腰がいたくなるのです。
さらに、実は脊椎の一部の軟骨が生まれつきゆがんでいるらしく、無理やり筋肉でおさまえつけないと手や脇腹が神経痛になるというおまけつき。


ところが。
最近まっすぐ座っていられなくなりました。椅子に腰かけていても、床に座っても、意識しないと背筋を伸ばすことができません。左右どちらかに倒れてしまうのです。
特にひどいのが書斎のパソコンデスクに向かっているとき。30分とじっとしていられないのでは、さすがにお仕事に支障があります。
で、いろいろ細工したり、対策したいしながらいくつかわかったことがあります。

  • 椅子自体がほんの少しでも傾いているとそれに引きずられて、体のバランスが崩れる。
  • クッションのストロークがある程度以上あると、なぜか左右どちらかに体が傾く。
  • ねこぜにならないよう意識すると、背骨が後ろにそりかえる傾向がある

ようは、外力に対してむちゃくちゃ敏感になっているということのようです。むぅ、元からバランスをとっておいて、姿勢からのフィードバックを椅子などに許さないようにして、なおかつそりかえりすぎるのを背もたれで抑えて……。ああ、専用の椅子に固定されているF1ドライバーみたいな気分になってきた(^^;)。
ちなみに、バランスが微妙に崩れていた原因の一つに書斎唯一の暖房機器「ホットカーペット」があります。ホットカーペット自体が狭いので、ディスプレイのまん前に座ろうとすると、椅子の足がはみ出て傾くのです。かといって、椅子自体がはみ出ないようにするとディスプレイとキーボードの位置関係がずれて、体をひねる形になってしまうため、かえって腰に悪かったり。
腰に良かろうと手を出した低反発のクッションも、低反発ゆえに力がかかっている方にさらに傾こうとする傾向があるので、負のフィードバックループが働くのでやめ。さらに、前に向かって微妙に傾きがあるので、ますます背骨がそりかえる傾向が強まることに気づいたり。あの傾斜って、「一般の人はねこぜになりがちなのを矯正する」ためであって、「元からそりかえっている人」を矯正することはできないですね。

とまぁ、環境を整えないと作業ができなくなってきたのが、ようは「歳を食った」という現象の発現なんでしょうね(;_;)。