Intel MacintoshとCocoaフレームワーク

職業柄メインマシンをMS-Windowsにしていますが、別にMS-Windows自体が好きなわけではありません。あ、別に嫌いなわけでもないですよ。エンドユーザー向けOSとしては95カーネルは不十分だったと思いますが、NTカーネルは十分使いものになりますし、少なくともWindows95以降はユーザーインターフェースもさほど悪くはありません。
単に、「いろんなOSを使いたい」という意識が強いってだけです。もしかしたら、そのUIの思想にすごい発見があるかもしれませんし、画期的なカーネルアーキティクチャで自分のプログラミングスタイルが大変革するかもしれませんし。
そんな意味で、非常に気になっていたOSがNextstepでした。ただ、とんでもなく高かったんですよね。発売されていた当時のx86用の開発環境付きのパッケージで20万円ぐらい。どうにも手を出せずにいました。
で、大分長い時間が立ち、途中Smalltalkに浮気をしたりしながら暮らしてきましたが、ここに来て、気になる記述を読みました。

MacOSXCocoaフレームワークNextstepAPI非常に近いものらしい(誤解を生むとの指摘があるので一次情報を探します)。

え? そうだったの?
そういえば、カーネルはともかく、MacOSXって、BeOSを採用せずにNextstepに流れたとか言う話を聞いたことがあるような……。NetBSDと独自フレームワークという意識でしかなかったのですが、勝手にその先が旧MacOSのToolboxの設計思想の上に乗ってるのかと思い、もうその時点で評価の対象外(Toolboxは、設計思想からしてあまりお近づきになりたくない)だったのですが、これがNextstepベースとなれば話は別です。
確かに、調べてみるとCocoaって、Objective-Cを前提にしてるんですよね。なるほどこれはNextstep風味だわ。


てなわけで、にわかにMacOS熱が盛り上がっているのでした。おあつらえ向きに新機種がパフォーマンスアップして出てくるし。
しかし、CPUとしてはIA32よりもPowerの方が好きだったり(^^;)。まぁ、CPUの違いがエンドユーザーに出てくることってほとんどないし、いまさらPowerPCのマシンを買うのは賢くないとは思いますけど。今買うならiMacかな?
それにしても、CPUの実クロック変わらないのになんで2倍もパフォーマンス違うんだろうなぁ。PowerPCって、そんなに悪いCPUだと思わないんだけど。PowerMacって、メモリとバス周りのアーキティクチャが旧世代だったのかなぁ。