ゲーマーとクリエイター予備軍のライト化

毎年やってる魔法先生(いいな、この呼称)としての大仕事「夏の二カ月かかる文化祭前夜」があるのですが・・。
今年の傾向は「無難」。軒並み、自称「初心者向けの」「自由を楽しむ」「短い時間で遊べる」ものばかり。好きそうなゲームとかを聞いても割合ハードめなものをいう人達が、軒並み。
あと、「シューティング好きじゃないけどシューティングにしてみました」「ゲームのジャンルはどうでもいいんだけど、声優のドラマをいれたいので」「パズル遊んだことないけどパズルに」とかも。


話を聞くと、6月後半から7月にかけて山のように出たゲームも1本も買っておらず、ここ2カ月でやったゲームがある人もほとんどいない始末。
お宅の親玉であり、クリエイター予備軍の中でもそこそこの評価を得ているあの魔法学校でも、新入生はそんなのばかり。ここ1年でライトなのばっかりを導きいれてしまった公報戦略に急になったとも思えないので、彼らが特殊というよりは、業界を取り巻く全体的な傾向なのでしょうね、やっぱり。
とほほ。かなしいなぁ。私達は普段だれに向けてゲームを作ればいいのやら・・。