小田急3000型

先日、たまたま小田急線の電車に飛び乗った時、普段なら乗らない前半車両(小田原方)で、これまためったに乗らない3000型でした。


小田急線の急行は、新宿方4両と小田原方6両で別れているのが一般的です。たいがい、途中駅の相模大野で前半は遠距離急行に、後半は各駅停車となってそれ以降の連絡を行う形になるため、分割位置はおおむね固定です(たまに違うのもあるけど)。
小田急3000型は、JR東日本E231系をベースに製作された新型車両で、今までの小田急の車両とはだいぶ芸風の異なる作りになっています。エアコンの形式とか、VVVFインバータが違うとか、貫通ドアがないとか、(乗客には関係ないけど)ワンハンドルマスコンとか。今のところ6両と8両の編成しかないので、前半車両か各駅停車にしか使われてこなかったのでした。
とはいえ、所詮E231ベースなので、かつてはJR209系の京浜東北線を長く使い、今も毎日山の手線に乗ってる Florian からするとたいした差はないんだろうな、と思っていました。


思っていましたが。
モーターのついてる車両に乗ったにもかかわらず、えらく静かなんですよ、車内が。
具体的には、空調のノイズが小さくて、台車の出すロードノイズも妙に少ないという。小田急は割合線路の継ぎ目が目立たない(ないしは長い)作りになっているらしく、山の手線とはだいぶ雰囲気違うのですが、それにしても静か過ぎ。
あと、窓の作りも違うのでがたつきもほぼ聞こえないし。
なるほどこういう車両に乗ると、遮音性低いヘッドホンでも問題なく使えるんだろうなぁ。
こんどから、3000型が来る(かもしれない)事を期待して小田原方の号車番号のところで待とうかなぁ。ここなら、ATH-EM7も本領を発揮出来るんだろうし。でも、乗り換え面倒臭いんだよね、特に新宿駅
うーむ、悩む。