旧コンピュータの話

あんな時代もあったねと♪、いつか笑って話せるぐらいには旧コンピュータの話は盛り上がりますので、せっかくだから長文コメント返し。

  • FX-501P

CASIOの「フルキーがついてない方」のプログラミング電卓でしょうか? FX-701P(PB-100のメモリ強化バージョン。FX-702PはBEEP音の鳴るもう少し後の物みたいでした)は大変あこがれだったのを覚えています。

  • PC-1210

うわー、もしかして、SHARPのほぼ初代のポケコンですか? BASICが妙に遅い奴。大学時代の師匠がSCアセンブラ(どころか、FORTHやC言語まで)つくっていて、CPUの周波数がkHz単位だということを聞いて初めてあの速度の訳を知ったんでしたっけ・・。
LHじゃなくて、SCでしたね。LHってどこから出てきたのやら(^^;)。

  • PC-1100

存在すらも知りませんでした。1210より前ってあったんですね。

  • FP-1100

なにげにツインCPUで、10進演算という妙なBASICを積んでいましたっけ。10進演算は今思うと財務系で使った時に絶対誤差が一定以内になるという意図があったんだろうなぁと推測できます。
ゲームを作るには、フルビットマップディスプレイで、そのくせ直接VRAMを触れなかった(と、思う)のが、めんどうだったような。文字描画が相対的に遅いんですよね。
「READY P0」という「プログラムバンク」という考え方も独特でした。

  • PC-8001mkII

このころのNECのマシンはテキストVRAMのアクセスにバスの解放を要求するDMAを使っていたので実際のバス幅ではCPUの能力の半分ぐらいしか使えなかったでしたっけ。
でも、特別VRAMのアクセスがめんどうだった記憶はないです。バンク切り換え、でしたよね? それとも、PC-8801とごっちゃになってる?

  • MZ-1500

シーケンシャルアクセスで、ファイルが消せない(^^;)クイックディスクが不思議な感じでしたね。シャープ純正のQDが任天堂の圧力で(この噂、本当かな?)手にはいらなくなって、楽器やさんを巡って買い占めたのもよい思いでです(^^;)。
ちなみに、PCGは今一つ使い勝手は悪かったです。なにせ、フルグラフィックを1000個のPCGを画面に敷き詰めるという方式で実現していたので、グラフィックを書こうとするとPCG自体は24個しか余らないし、順当にPCGを画面におくと、置いたところはグラフィックに穴が空くし、かといってグラフィック面としてだけ使おうとするとラスター方向に進むには8バイト、下方向に進むには不定の(^^;)インクリメントをしなくちゃならないしで、かなりいろんなアクロバットを要求されました。
ステレオSSGは独自ドライバを書くとおもしろいことができて好きでしたけど。なぜかチップがAY系じゃなくてSN系なので妙に音痴でしたが(^^;)。

あれで使っていた音声合成のチップって結局どういう機能を持っていたのか分かりませんでした。1bitデルタ変調を可変分周比で回していたのかなぁ?

6809のアセンブラを結局覚えられなかったので、知人のを触ってもたいしたことできませんでした。YAMAUCHIコマンドとか、おもしろそうな機能いろいろついてたのになぁ。
同じ理由で日立S1もBASIC止まりでしたね。いや、S1はBASICレベルでもむやみに強力でしたが。

当時、キャリーラボのスターライトアドベンチャーBEEPや8253のワンショットパルスを用いてPWMの和音を再生していましたね。
雑誌に載っていた理屈を参考に、ステート数を数えながら作り直したのを覚えています。結構それっぽく聞こえるんですよね(^^)。


・・いくらでも記憶が出てくるなぁ。突っ込み等、お待ちしております。