Megastar

で、せっかくなので、メガスターの話を。
何度かMegastarIIの公演に並んだりしていたのですが、今のところ一度も見られたことがないので、初代Megastarしか見たことはないのですが。
なんか、こう、すごく明るいプラネタリウムでした。もちろん、遮光が今一つだったという理由も(Megastarは基本的にエアドームで公演していた)あるのですが、それ以上に Florian の視力では見られないようなとんでもない数の星が全天球にちりばめられていたのが何よりも印象として大きいでしょうね。
とくに、Megastarは地平線遮光がなかったので、プラネタリウムよりも下から見上げているはずの観客の全身に「天の川」が映し出された瞬間にはいろんな意味でかなりの衝撃を受けました。
宮沢賢治的言葉を借りると、「ミルクのながれではなく、星の集まり」という大変分かりやすい感触があったというか。
今のMegastarIIは、もちろん、地平線遮光ぐらいはついていると思いますのであの感触をもう一度味わうのは難しいと思いますが、それでも、あの不思議な感触をもう一度味わいたいなぁと思っているのでした。
渋谷の五島に通い詰め、町田のスターホールのプログラムを数年にわたって皆勤した Florian からすると、プラネタリウムの力を信じられるというか、なんか、こう、目に見えない力を感じることができるというか。
オカルティックな力を感じる不思議な投影機だと思えるのですよ。Megastarは。