さくら

Florian 宅の近くにも、仕事場の近くにも、電車から見下ろす景色にもピンクが目に飛び込んでくる今日このごろですが、しみじみ考えると桜って一年にほんの数週間だけ派手な色になり、残りは全部緑というある意味地味な木なんですよね。
いや、まぁ、樹木ってのは多かれ少なかれその傾向はあって、派手な色で主張するのは、花の季節か紅葉の季節だけですから、残りの季節は地味な緑か、裸木かで過ごす形にならざるを得ません。
そう考えると、街中に植えてある木のうち、割合的にかなりの数が「桜」であると考えると、春以外の季節は花などが見られる時間はほとんど無いという、ある意味片寄った分布になるんだろうな、と思って見たり。
都市生活者の生活のめりはりをつけるために、意図的にある時期に集中するように植栽計画を立てているのか、それとも、植栽計画的には季節感を感じられるように均等分布させたいのを、日本人の桜好きがぶち壊しているのか。
どういう意図が働いているのかちょっと知りたい今日このごろです。
・・それとは無関係に花見はするけどね。今日の夜は晴れだそうで。よかったよかった(^^)。